何歳までに住宅ローンを組むべき?

すみ子ちゃ~ん。人生ゲームやろうよ~。今度こそ絶対に負けないんだからっ!

ええいいわよ。でも、たく夫って弱いのよね~。すぐに高額な家とか買って破産しちゃうし。

え~でも、はやく買わないと良い物件は無くなっちゃうじゃない?人生で一度キリなんだから、多少ムリしてもいい家が欲しいじゃない。

うーんでも、それで家計が破綻したら意味がないじゃない。この前だって、お金が無くなって家を売る羽目になってたわ。

ホッホッホ。面白い話をしておるのお。現実世界でも、住宅ローンを組むタイミングというのは非常に大切なのじゃよ。

若いころは十分な貯金が貯められていない家庭が多いし、かといってあまり歳を重ねるとローンの返済期間に余裕がなくなってしまうからのお。

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20代で借りる

引用:国土交通省

このグラフは国交省が発表した平成29年度の住居取得者の年齢統計じゃ。20代でマイホームを購入する方は1割弱といったところのようじゃのお。

1割というと少ないように感じますが、10人に1人と考えると結構多いですね。クラスメートの3、4人は20代でマイホーム持ちってことかあ。

この数字はあくまで家を購入した人の中で集めた統計じゃ。持ち家率とは少し違うぞ。親からの相続で家主となっている人や、賃貸住まいの家庭は含まれておらん。

家族構成をしっかり考えて買おう

20代でマイホームを購入する場合、家族構成をしっかり検討しておくことが重要じゃ。

転勤する可能性はあるか?将来結婚する予定はあるか?こどもが何人欲しいのか?両親との同居の必要性は?など将来設計を立てておこう。

転勤の可能性のある会社の場合、マイホームの購入はリスクがありますね。せっかく購入したマイホームに住めないとなるとショックです。

住宅ローンを組んでしまうと、簡単に会社を辞めることもできないし、会社からの転勤命令を断ることも難しいわ。

こどもの人数は大事ですね。性別が違うと大きくなった時に部屋を分けてあげる必要もあります。

夫婦部屋が1つ、こども部屋が2つと考えると……3LDKかな。でも、物置部屋も欲しいしやっぱり4LDKが理想かしら。

マイホームを購入する際は、両親の希望も聞いておくとよいじゃろう。家が近ければ用事のある時にこどもを預けたり、両親の老後の介助にも都合が良いからのお。

とはいえ、両親の希望をすべて汲む必要はないぞ。皆が幸せな生活を送るためにはどのようにしたら良いか、あらゆる可能性を検討しておく事が大切じゃ。

健康なご両親であれば、程よい距離をおいた方が健全な関係を保てるわ。

年収と貯金がネック

住宅ローンの借り入れの際には、審査が行わることは知っておるかのお?何千万円という大金を、きちんと返せる人でなければローンが組めないのじゃ。

具体的には、年収、貯金(頭金)、年齢が主にチェックされるぞ。20代の方ならば、年収と貯金がネックになることが多いのお。

20代で高い年収や貯金を貯めるのは大変ですよね。でも、ちゃんとお仕事をしていれば住宅ローンが組めないというわけではないです。

住宅ローンの借入額は、返済額が年収の約3割までと決まっておる。

年収400万円なら、3割は120万円ですね。毎月10万円くらいの返済額までOKということね。

そのとおりじゃ。ただし、これはあくまで上限であって、必ずしもこの金額を借りても良いわけではないぞ。きちんと返済できる金額を計算して借りるのじゃ。

年収400万円で毎月10万円のローン返済は厳しいですね。

実際には、年収の2割くらいが健全な借入額じゃろう。年収400万円ならば、毎月返済額が6.7万円ほどじゃ。

マイホームの維持費も忘れちゃいけないわ。将来に向けて修繕費の積立をしましょう。分譲マンションでは、管理費や駐車場代が毎月徴収されるわ。

住宅ローンの他に毎月2~3万円の住宅費がかかります。この費用を忘れると家計が大変なことになりますよ。

年収に対して2割ほどになるように借り入れするのが一般的じゃ。また、住宅費は手取りの3割未満に抑えるのが理想じゃな。手取りは額面の8割前後とな......

住宅ローンの借入時には、頭金を住宅価格の1割以上用意しておく必要がある。頭金が1割未満の場合、住宅ローンの金利が高くなるなど不利な条件になる場合があるぞ。

3000万円の住宅の場合、300万円の頭金が必要です。住宅ローンで借りるのは残りの2700万円ということになりますね。

住宅ローンの諸費用や、登記費用なども忘れないでね。購入する物件の2割くらいの貯金をしておくのが望ましいと言われているわ。

長く確実に返済できる

若い時に住宅ローンを組むメリットは、長く確実に返済できることじゃ。

一般的に、住宅ローンは仕事を退職するまでに完済(返済完了)するように借り入れ計画を立てる。サラリーマンならば定年退職となる65歳前後じゃな。

40代で借りると20年くらいで返済が終わらないといけませんが、20代ならたっぷり時間をかけられますね。

返済期間を長く取ることができれば、毎月の負担額を抑えることが出来ます。収入が低い20代でも、長く返す方法を選べば住宅ローンが借りれるわ。

長期返済を考える場合は、金利がずっと変わらない固定金利がおすすめじゃぞ。返済プランの選び方もしっかり勉強しよう。

20代だからといってマイホームの購入を諦める必要はないぞ。どうしても貸してくれる銀行が見つからないという場合もあるが、足らない物を整える余裕があるのも20代の強みじゃ。

今は年収や貯金が足らなくても、5年後や10年後に再チャレンジすればいいわね。コツコツ貯金をがんばりましょう。

うーん、どうしたら良いんだろう。難しい問題だなぁ。 たく夫どうしたの?悩み事があるなら、一緒に考えるわよ。 ありがとう。すみ子ち......

マイホームの劣化に注意

20代でマイホームを購入するデメリットとしてマイホームの劣化がある。はやく購入した分だけ、劣化も早いのじゃ。

例えば一軒家なら、10~15年くらいで壁の塗装を塗り替えることになる。20年目くらいにはお風呂やトイレなどの水回りの補修が必要じゃな。もちろん、これらは全てのマイホーム保有者に共通した問題じゃ。

15年前後というと、20代で購入した場合は40代くらいでしょうか。こどもが中高生になるころですね。お金がかかる時期に家のメンテナンス費が必要になるのは厳しいです。

補修費は数十万円単位の大きな金額が必要よ。事前に積立しておくべきね。マンションの場合は毎月徴収されることになるわ。

さらに言えば、人生100年時代とも言われる昨今、マイホームの劣化は将来の不安材料にもなり得るぞ。20代で購入したマイホームが、70年後にちゃんと住めるのかという疑問がある。

木造住宅は耐久性に不安がありますね。鉄筋コンクリート造であれば100年は持ちそうです。うちは立て直しする余裕はないので慎重に選びます。

塩害のある海岸線や、地盤の弱い地域は避けたいわね。役場でハザードマップを確認して居住環境を確認しましょう。

30代・40代で借りる

マイホームの購入時期として、30代はもっとも多い年齢層にあたるぞ。年収が増え、人生設計がハッキリと固まる年代でもあるからじゃな。

注文住宅、分譲住宅、分譲マンションの購入者の約半数が30代ですね。

20代と比べると、家族構成が固まりやすい年齢でもありますね。私の場合は、こどもが小学校に上る前に購入を決めたいと思っていたわ。

30代になると責任ある仕事を任せてもらえるようになり、お給料も上がってきます。貯金もある程度たまってくる頃なので、マイホームの購入時期としてはよいタイミングと言えそうです。

友人や同僚などでも持ち家の家庭が増え、刺激を受けやすいというのもひとつの理由じゃろう。こんな風に家を選んだ、ここは失敗したなどの情報を得られやすいのもこの世代じゃな。

中古物件の購入者が多いのが40代じゃ。しっかり貯金が溜まっており、年収が高くなるこの世代はマイホームの購入がしやすい環境が整っているといえよう。

7~8割の人は30代・40代で購入

はじめてマイホームを購入する人の7~8割が、30代・40代で購入していると統計が出ておる。やはり、働き盛りであるこの世代が最も購入しやすい世代となるようじゃ。

お給料の上がり方は人それぞれですからね。無理せずしっかりと準備が整ったタイミングで購入したいです。

購入者の平均年齢で見ると、30代後半から40代前半が多そうね。価格の高い都市部では購入時期が遅れたり、中古物件を検討する人も多いわ。

中古物件と言っても、築10年以下の築浅物件も少なくないぞ。所有者が急な転勤などでやむを得ず手放すケースがあるのじゃ。比較的キレイな築浅物件はかなりお買い得で人気じゃな。

40代以降は健康管理に注意

40代以降で住宅ローンの借り入れを検討している方は、健康管理に気をつけるのじゃ。場合によっては健康診断の提出が求められることもあるぞ。

何千万円という大金を貸す銀行は、厳重な審査を行います。不健康で仕事が続けられない可能性があると、審査で落ちてしまうこともあります。

審査落ちとまでいかなくとも、金利が引き上げられるというケースもあるわ。何をするにも体が資本ね。

せっかくマイホームでの楽しい新生活が待っているのじゃ。定期的に運動をして健康に人生を楽しもう。

50代~で借りる

50代以降でマイホームを購入する人は、新築物件では10~15%ほどじゃ。中古物件では25~30%くらいになるのお。

50代以降の住宅ローンの借り入れでは、様々な条件が付く可能性がある。これらの注意点をしっかりチェックしておいてくれ。

50代からお給料が下がりはじめる

50代以降のサラリーマンは、お給料がだんだん下がってくる可能性があるので注意しておこう。若い世代へ役職の移行が行われるからじゃ。

役員クラスまで昇進できれば退職まで仕事を続ける人は多いです。しかし、部長職や課長職の方は、若い世代へ職を譲る辞令が出ることが一般的です。

ずっと会社を永続させるためには若い世代へバトンタッチさせることが不可欠なのじゃな。役職を降りると、手当が無くなりお給料が下がる結果となる。

これは若い世代の方も知っておくべき情報ね。ずっとお給料が上がると思っていると後から大変なことになるわ。

役職を譲った後は、技能や会社の事情により補佐役の地位を得られるケースもある。しかし、一般社員まで格下げとなることも少なくないぞ。

お給料が下がっても返済できるよう、計画をしっかり検討しておく必要がありますね。

短期返済を求められる

前述したとおり、住宅ローンは退職までに完済することが原則じゃ。このため、50代以降で借り入れする場合は短期返済を求められるぞ。

もちろん、自営業者や副収入など定年退職のない仕事をしている方は別じゃがのお。

年金で住宅ローンを返していくというのは現実的ではないわ。安定した収入があるうちに完済するのが基本ね。

65歳で定年とすると、50代で借り入れした場合最大でも15年しか猶予がないぞ。

老後の貯蓄も考えなければなりません。マイホームを買ったけれど貯金が0では将来が不安です。高齢になると医療費も増えますからね。

どうしても住宅ローンの審査が通らない場合は、親子ペアローンという方法もあるぞ。2世帯住宅や将来こどもが家に住むことを前提に、こどもと2人でローンを組むことができるプランじゃ。

ずっと賃貸でも良いのか?

50代からの住宅ローン借り入れは難しいことも多い。では、ずっと賃貸で暮らすという選択肢はどうだろうか?

可能であればマイホームを購入しておくべきじゃとわしは思っておる。高齢になり年金ぐらしになると、賃貸の支払いが大きな負担となるからじゃ。

また、収入の無い高齢者は入居時の審査が通らない場合がある。貧困による家賃の滞納や孤独死などの問題を避ける家主が許可を出さないためじゃ。

世知辛いものですがそれが現実なのですね。

生涯ずっと安心して住めるマイホームがあるということはとても重要なことなのじゃ。

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